遠視による不同視弱視の経過

不同視弱視の治療経過をお話しします。

アイパッチ60時間(2時間×30日)で視力アップ

メガネを購入してから約1か月後眼科を受診しました。

 

約30日間、1日2時間アイパッチを使用。

遮蔽時間は、合計60時間くらいです。

3歳6か月検診で発見されているので、治療の開始は3歳8か月くらいになると思います。

 

3歳ということや、遠視度があまり高くなく左右の差があまり大きくない、最初から矯正視力は0.3程度はあったということもあるのでしょうが、たった60時間の遮蔽でだいぶ見えるようになっていました。

 

自分のメガネを使用して、 

良いほうは、1.0。

悪いほうは、0.8。

 

裸眼では、

良いほうは、0.5。

悪いほうは、0.7。

 

それなりにみえるようになりました。

裸眼でそれなりに見えていても、小学生の間は眼鏡をかけたほうがよいとのこと。

また、アイパッチは1日1時間くらいでまだ続けたほうがよいとのこと。

でした。

 

眼鏡をかけていたほうが、本人も楽みたいで、自主的にメガネをかけたがるので困っていません。

アイパッチは、朝起きてから幼稚園に行くまでの時間でやるように心がけています。

 

健眼遮蔽の方法は、いろいろあるのかもしれませんが、

最初は、少し費用がかかっても、確実に遮蔽でき、手軽に行える、シール式のアイパッチがいいのではないかと感じました。

光が漏れこむと、どうしてもそこから見たくなるのが人情じゃないですか?

悪いほうの眼を使わせないといけないので、良いほうの眼を確実に遮蔽を行うことが一番大切な気がしました。 

元気な時間に、しっかり遮蔽して、悪いほうの眼をしっかり使う。

眠たい時間にやっても意味がないので、疲れていない時をアイパッチ時間にするように日常生活に組み込むといいかもね。

アイパッチ

メガネが届いたら、アイパッチ1-2時間を指示されていました。

最初が大変。

やっぱり目が疲れるみたい。

そして、やはり見えにくい。

弱視の眼は、裸眼で0.2。

メガネをかけたら0.3-0.4といったところで、全然見えないわけではないけど。

やはり見えにくい様子。

メガネをかけることは、なんとなく見やすくなる、目が疲れにくい?ってことで、そんなに嫌がることはありませんでした。

でも、アイパッチはすごくつかれる。

最初にした後は、眠くなっていました。

眼科では、最初は嫌がって15分くらいしかできないかもしれませんがと言われていましたが。

意外とできそうだったので、最初から2時間やらせました。

寝てもいいから、なんでもいいから、2時間やるもんだということで・・・

でも、2時間の間がもたない?

いつもと同じように見えないから、ブロックとかで遊びにくい。

なので、2時間TV。

動画配信のTVで好きなマンガ(最初はあんぱんまんが多かった)をアイパッチの時は見させてました。

アイパッチしたら、TVで好きなマンガ見ていいよと。

最初はややぼんやりとしか見えてなかったのかもしれません。

TVに近づいてみてたし。

同じものを見たがっていたし。

でも、徐々によくみえるようになってきたのか?

少しづつ遠くから見るように。

TVを見る以外の遊びもするようになりました。

それなりに見える程度の視力はあったから、始めやすかったのかもしれませんが。

確実に遮蔽して、見えないほうで過ごさせるしかない。

最初は、15分でも1時間でもできる範囲でって思っていたのですが、

できそうな感じだったので、2時間は必ずするんだという思いに変わりました。

 

アイパッチをする時ですが、朝起きてすぐにしていました。

疲れてきている夕方だと、あまりうまくいかなそうでした。

起きてすぐ2時間。疲れてまた寝てもいいからとにかくやると。

 

メガネ購入

メガネ屋に行ってメガネを買いました。

フレームを選んで、レンズは取り寄せになるから、注文から納品まで約1週間かかるとのことでした。

メガネ屋の選び方ですが、子供のメガネを買うときは家から近いところが一番いい。

家から近くて、営業時間が自分の行動時間とあっているところが一番いいです。

子供が初めてメガネをかけると、メガネのフレームや鼻あてがよく曲がります。

自分で直せるならよいのですが、ちょっと難しい。

店舗で簡単にできる範囲のことであれば、無料で調整してくれるメガネ屋さんが多いようです。

鼻あてが曲がったり、欠けたり、テンプル?(耳にかけるところ)が横に広がっていったり、最初は週1回くらいお店に持って行って調整してもらいました。

なので、メガネを購入するのは、修理に持っていきやすい近い店がいいかなって思います。

眼科へ。片目が弱視と診断される。

眼科を受診しました。

まずは、視力検査。

片目をしっかり隠して視力検査をすると、あれ?あれ??

見えていない眼がある。

良いほうは、1.2。

悪いほうは、0.2。という結果に。

 

3歳児検診の視力検査表を使って家でした時には見えていると思っていたのに。

やり方が悪かったのかな?

絵とCがかいてある表を、規定の距離ほど離して見るような検査だったけど。

最初にちょっと手こずったし、何が書いてあるか覚えていたのかも。

 

眼科での視力検査は、3歳6か月ということもあって、検査する人がCが書いてある紙を持って立つ。

子供も同じようなCの形を動かして同じ向きにするという方法。

向きは、検査する人が自由に設定できるし、直前に覚えたりできない。

視機能訓練士さんが、子供に合わせて、正確に視力検査をされていました。

 

さらに、立体視の検査とかしたみたい。

そして、すこし目に染みる目薬で、目の調整機能を麻痺させて、再度視力検査。(サイプレジンテスト??)

目薬が痛い?みたいでなかなか点眼できず。

でも、この視力検査で適切なメガネの度数が決めれるとのこと。

 

良いほう:1.5Dの遠視

悪いほう:3.5Dの遠視

ということで、それに合わせた眼鏡を処方されました。

そして、まずは、メガネをした状態で、1-2時間良いほうの眼を、アイパッチなどで隠して、悪いほうの眼訓練をしてくださいとのこと。

可能な限り起きている間は、メガネをかけさせてくださいとのこと。 

 

そして、治療用のメガネですが、「小児弱視等の治療用眼鏡等に係る療養費の支給」という制度があるみたいで、メガネだけど、その大部分を5歳以下は1年に1回。5-9歳は、2年に1回。大部分を健康保険組合が負担してくれるらしい。

 

まずは、メガネを購入しなければ治療が始まらないとのことで、メガネを買いにいくことにしました。

3歳6か月検診

3歳6か月検診で、ウェルチ・アレン社のスポット ビジョンスクリーナーで視力スクリーニングをしていただきました。

 

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どうやら遠視の疑いがあるとのこと。

眼科に紹介状を書いていただき、眼科を受診することに。

視機能訓練士という資格があるみたいで、その資格を持たれている人が働いている眼科に紹介していただきました。